はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

ショートメールの機能

 携帯電話の文字転送機能の一つショートメールの存在価値に疑問を持っていました。かつてインターネットが普及していなかった頃は、この機能が活用されていました。同じ会社の携帯電話同士ならば、電話番号だけで文字を遅れるからです。しかし、字数が制限されていたり、写真が添付できなかったりで使う機会は減っていました。
 そんなショートメールの新たな可能性を示したのが中国の反日暴動です。中国政府としては尖閣諸島問題を有利に進めるために、国民世論を制御する必要がありました。インターネットの情報も自国に不利なものは遮断するという方法で対処してきたのです。
 ところが今回の暴動は制御できなかった。しかし、避けなければならなかったことです。暴動のニュースは世界にチャイナリスクを再認識させてしまうからです。
 この暴動の呼びかけがショートメールを通じて行われたようです。政府の言論統制をかいくぐったネットが機能したのです。