はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

海が運ぶもの

 東日本大震災で津波にさらわれたものが外国の海岸に漂着したというニュースが相次いでいます。バレーボールやサッカーボールなど、さまざまな思いが込められたものが無事に持ち主のもとに戻ることになるというニュースにはこころ温まるものがあります。実際には航路を妨害したり、漁場を汚染する原因となるものもあるはずで、今後の対策が必要でしょう。そしてなによりも放射能汚染物質の行方は気がかりです。
 海が運ぶものといえばきょうヒョウモンダコという猛毒を持つタコが日本の海岸で見つかったことが報じられています。南洋性のタコが日本に北上したのはやはり気候変動のせいではないかと言われています。海は世界をつないでいるということをいろいろな意味で再認識させられるこのごろです。