はてなの毎日

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政治を分かりやすく

 消費税の増税が決まり、国民の生活に対する不安感が高まる中で、既存の政党に対する不信感が募っています。よく言われる「なにも決められない」政治ということばは実は多様な意味をもっており、知らないうちにいろいろなことが決まっていっているとも言えるのです。
 無党派層と呼ばれる人たちにはいろいろな人が含まれているようですが、一般的に日ごろ政治に対する関心が低く、メディアで話題になっている人に投票してしまう傾向があります。その場の人気や、立候補者のルックスや、キャッチーなフレーズにまどわされて、その本当の狙いまでは考えないというのが問題点でしょう。かく言う私もその範疇に入るのかもしれません。
 しかし、政治は単なる趣味の世界ではなく、自分たちの将来を決める極めて重大事です。後でこんなはずではなかったと悔いても、自らの将来を貶める以外には何も残りません。
 そこで、現在の政治上の問題を分かりやすく、客観的に説明する人が必要になるでしょう。庶民の目線での解説ができる人です。たとえば「消費税」「原発」「TPP」の3点にしても、各政党の考え、立場、作業工程案などを明確に比較できるように、専門用語を極力使わずに説明できる人物がほしいです。
 民主主義の基本は、国民が政治に対して一定の水準の関心と知識があることだと思います。