はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

中国の家族

 反日運動が暴動になってしまった中国は、日本にとって大切なパートナーです。日本の経済のかなりの割合は中国に支えられています。日本が企画し、部品を作り、それを中国で組み立て完成するというのはさまざまな産業で見られることです。しかし、今回の反日運動を機に、中国への過剰な依存は見直されることになるでしょう。当面は中国以外の国に製造拠点が移転される動きが出るでしょう。安い労働力を外国に頼るという考え方自体を見直していかなくてはならないのかもしれません。
 政治に対する意見を暴力という形でしか表現できない中国の国民には憤りを超えて哀れみを禁じえません。まるで子どものように嫌いなものは破壊するというのでは話になりません。日本人が同じようなていたらくをしでかさないように願うばかりです。
 私には中国人の親戚がいます。いとこの配偶者は優秀な中国人で、日本語もうまく、思いやりもある女性です。いま、中国の日本企業で勤務しているのですが、2人の関係や、その子どものこと、会社のことなどがとても心配です。
 国家どうしの軋轢と個人の関係は別物であるべきです。今回の暴動で襲撃を受けた日本企業の中には中国の発展に貢献してきたり、現地で大量の雇用を生み出してきた企業も数多く含まれています。壊された日本料理店のなかにも日本人がまったく経営に関与していない中国人の店も含まれていたと聞きます。
 中国には優秀な人も数多くいるのに、どうして教えてあげないのでしょうか。日本の会社や店舗を壊しても事態はなにも変わらない。むしろ民衆のレベルでは雇用を失い、国際的信用を失うことがどれだけ今後の自分の人生に跳ね返ってくるのか、ということを。
 私は今回の問題を忘れることはできそうもありません。できるならば中国語を覚え、直接あの暴徒たちに訴えかけたい。思いを実現するためには手続きが必要だ。そんなことさえ教えてもらえない現実こそが問題なんだと。

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