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スポーツ選手の素行

 スポーツ選手は試合が終了してからも勝負しなくてはならないことがあるようです。それは世間の目です。競技中の選手の姿は勝敗に関わらず、神々しいものであり、賞賛されることがしばしばあります。観衆はその選手が競技場を出てからも同じイメージの存在でいてくれることを願ってしまいます。

 もちろん、人に注目される存在である以上、自分の行動にはそれなりの誇りとつつしみを持って欲しいものです。選手という言葉は選ばれたものという意味を持っていなくてはならないと思うからです。

 一方、観客も自分が勝手に作った理想像を実際の選手に当てはめるのは慎んだほうがいいでしょう。かくあるべきと考える選手像は実態に合っていない可能性もあります。たとえば、先日、女子マラソンで選手がゴール後に笑っていたのを見て不謹慎であるとか、だから抜かれたのだとかいう向きがあるようですが、そういう人に限って走ったことがないのです。自分はプレッシャーの中で走った経験もないのに、選手はかくあるべきという理想像だけがある。競技の雰囲気も知らないのに批判をする。そういう人が最近はどんな方面にも増えている気がしてなりません。

 スポーツ選手はもっと誇りを、観客はもっと選手のことを知ることを、どちらにもやるべきことがあると思うのです。

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