はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

電子書籍への提案

 電子書籍を読み始めて気がついたことを書き留めておきます。電子書籍はデータとして書籍を保持しますので、物理的な制約からほとんど解放されます。多くのサービスはクラウド型なので、端末を変えたり、複数でアクセスしても使えます。私のように満員電車の通勤者は朝はiPod、帰りは専用リーダー、家ではコンピュータといった使い分けができます。

 画面も紙に近い質感があって違和感は少ないのですが、ちょっと困ったことがあります。本全体のどれくらい読んだのかが分かりにくいのです。もちろん、ページ数を分数の形で表示したり、棒グラフ状の表示で示したりする機能があるソフトウェアはあります。ただ、私は本の読書状況を数字や長さではなく厚みで把握してきました。その点を配慮した表示の工夫をしてほしいのです。

 紙の本の大切さは永遠になくならないでしょうが、電子書籍の需要は一層高まるはずです。これからも改良が加えられていくことでしょう。