はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

言論統制

 中国共産党が情報化社会のなかで独裁を保っていることには、ある意味高度な技能を感じます。かつての国家指導者が無知な国民を導くという形はわかりやすかったのですが、情報の遮断がむずかしい現代社会にあって、しかも国際社会のなかでその地位を保つことにはさまざまな無理があるはずです。

 反日運動の時には政府が国民へのショートメールで動きを牽制したと言われていますが、抗日なら日本といった分かりやすい目標目的がありますが、実際には同時多発的にさまざまな独裁に不都合な情報交換がなされているはずです。それを見事に(?)抑制するのにはどれほどの権力が動いているのでしょうか。

 最近の報道では北朝鮮の核実験に対する反対運動が起きているとのこと。対外的な不満や不平を訴える示威行動は、放置すると政府批判に跳ね返る可能性があります。それをまた統制していくのでしょう。これをいつまで続けるのでしょうか。また、破綻することはないのでしょうか。