はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

崩壊の幻想

 かつて読んだいくつかの本に書いてあったことですが、日本人は常に崩壊の幻想をもっているようです。永遠に不変のものを想定できない。すべてのものは寿命がある。しかも天寿を全うできるとは限らず、突然終止符が打たれることもある。そういう理不尽さを甘受する態度が深層に流れている気がするのです。

 ただ、その崩壊の時がくる感覚が人生に比して長いために刹那的享楽主義にはならず、一種の諦観として意識されているのです。いつ最後の日がくるのかは分からないけれど、その時まではやれることをやっておこう。そういう思いが活力として作用しているのではないでしょうか。

広告を非表示にする