高校野球ドーム開催も検討しては

　今日、高知県の四万十市で最高気温が41度に達したとの報道がありました。観測地点の四万十市江川崎は四万十川の中流の山岳地帯で、熱のこもりやすい地形のように見えます。

　さて、異常な夏の中でさまざまなスポーツが行なわれています。なかでもこの季節の風物詩である甲子園の高校野球はいわば夏の屋外スポーツのシンボルともいえます。暑さの中で青春を燃焼する姿はそれだけで心を打つのですが、果たして高校生のスポーツ大会として許されることなのでしょうか。確かに情緒的には真夏の日差しの下での大会は感動を生むわけですが、生徒の健康や、この大会がもたらす他のスポーツ大会への影響力を考えると、必ずしも真夏の甲子園にこだわる必要はないのではないでしょうか。

　夏休み中の開催にこだわるならば大会のすべて、もしくは一部試合をドーム球場での開催にすることも考えていいのではないかと思います。日程的にも野球というスポーツ向けではない現在の高校野球を、見直してもいい時期になっているのではないかと思うのです。