はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

大学の苦労

  某大学の車内広告を見て思うことがありました。その大学では教養科目を4年間履修し、1年においては教養科目以前の基礎科目も置くというのです。専門科目は教養科目とリンクさせて並行して行うというのです。
  おそらく入学してくる学生の実態に合わせたカリキュラムなのでしょう。大学が教育機関として機能させることを宣言したもので、いわゆる中堅大学の一つのあり方だと理解しました。使える人材をどれだけ排出できるのかが大学の命運を決めるのですから。
  中等教育の怠慢を指摘することはたやすいことですが、それだけでは何も変わらない。大学が人材育成に本腰になることも教育再生には不可欠です。