はてなの毎日

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戦わずして勝つ

  我が国の外交に求められているのは、そしてこれからも求め続けられるのは戦わずして勝つという策です。不戦を歌った憲法を見直そうとする動きがありますが、国軍を持った国家が今の同盟関係や国際的信頼関係を維持できるとはとても考えられない。自国防衛を自国で全て行う覚悟がなければ、軍備など言い出してはならないことです。それができるとはどう考えても思えません。
  戦わずして勝つためには優れた戦略を常に検証しながら使い続ける必要があります。そのための専門的研究は不可欠です。また、それを具体化する政治家にも知識と経験が必要です。どうもこのところの指導者にはこれが欠けているようです。ネット上に横溢する無責任な不平不満分子と同じレベルのことを言って一人悦にいっている政治家は愛国者気取りですが実は自己愛者に過ぎない。国を危うくすることをしているかもしれません。
  戦わずして勝つ専門家の養成は国家の急務であり、私にはとても及びませんがせめてその必要性に気づく人材を育成したいと思っています。