はてなの毎日

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タフとらくらく

  スマートフォンの価格、性能競争で苦境に立つ日本企業ですが、組み立て作業がさほど熟練度を必要としないようですので、人件費などの要因を考えるともともと勝負にはならないようです。誰もが使う汎用的機種では勝ち目がないのですから、特殊を目指すべきでしょう。ガラパゴスを自認する業界なればこそできる可能性はあります。

  先日発表された京セラ製のスマートフォンは衝撃に強く、騒音の中でも通話の音声が聞き取りやすい機能を売り物にしています。アメリカで先行して販売されており一部の人から高い評価を得ているとか。壊れにくい、タフというイメージは本来そこまで必要としない人にも訴求力があります。
  ドコモが発表した高齢者向けスマートフォンはUIに拘り、操作を分かりやすくしたもので日本人がデザインしました。私も高齢者Jrですので、心身の衰えとともに危機の操作に不安を感じ始めています。そういう使用者への配慮は他国製品にはまだ感じられません。
  タフとらくらくは突破口かもしれません。