はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

戦争に駆り立てるもの

  戦闘がしたかった、という漠然とした願望が若者を戦場に駆り立てたと言います。不戦の違いを立てている我が国の若者がです。
  いわゆるイスラム国の外国人兵士として戦闘に参加した男、バイト感覚でシリアに渡航し、兵士になろうとした大学生はいずれも宗教や政治上の信念よりも、戦争がしたいという思いが行動の要因であったようです。
  ヨーロッパ出身の外国人兵士の中には、民主主義、資本主義への不満を理由にあげる者も多いようです。特に多くの若者がイスラム国兵士になっている英国にこの傾向が強いようです。
  彼らにとってイスラム教は一つの手段に過ぎず、現状に対する不平不満が兵士になるという行動に繋がっていることになります。どのような社会にも問題点はあるものなのですが、このような形でしか思いを解決することができないシステムはやはり問題が深刻だと言わざるを得ません。