はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

100円万年筆

  100円ショップのダイソーで本体価格100円の万年筆が売っているのをご存じでしょうか。何とプラチナ万年筆のれっきとしたブランド品で、ペン先にもロゴが刻印されています。カートリッジ式ですが、一般の万年筆と同じ規格なので共用できます。私はブラックとブルーブラック用の二本を買いましたがそれでも218円です。ちなみに同社のコンバーターも使えます。コンバーターの方が高価であるのは何とも変です。
  カートリッジをはめ最初に書けるようになるまでは時間がかかりました。インクの供給の性能に問題があるようです。これを買った人の多くはこの時点で不良品で騙されたと考えるのではないでしょうか。しばらく我慢し、ペン先を濡らすなどのアシストをすると今度はかなり快調に書けるようになります。
  スチールのペン先独特の硬めの当たりになりますが軸がプラスティックのはめ込み式でできているのを忘れるくらいほどほどの書き味になりました。持ち歩きカバンの筆箱のメンバーに加えました。
  万年筆は高い金を払っても特別な筆記の時間を設けたいと思って使っているのですが、こういうものが出ると概念の組み直しが求められることになります。