はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

使う側のための品物

  手作りの品物に最近関心が向いています。ブランド品を探す時も、人は一点ものを求める傾向があるようですが、厳密な意味での世界に一つの商品ではありません。市場に出回っている数量の問題にすぎないのです。本当の一点ものは自分で作るか、誰かが作ったものを買うしかありません。
  手作り品は機能的には最新のものではないし、コストがかかるため必ずしも安価であるとは限りません。それでもものの存在感を実感させてくれる力をもっているように感じます。
  大量生産がもたらした便利な生活の恩恵は忘れたくはありませんが、使う側が積極的に関与する品物のあり方も大切だと思うのです。