2014-12-13 支持率少数の安定与党 日記・コラム・つぶやき 現在の選挙制度には様々な問題点があることはしばしば指摘されています。一票の格差はその際たるものですが、それよりも注目すべきは、得票率と議席割合の乖離だと思うのです。 自民党の比例区の得票率は4割をかなり下回っていますが、議席数は安定多数です。これは死票がいかに多いかを端的に示すものです。この制度は二極もしくは三極の大政党の対立という図式にはむいているものの、小党乱立の日本の政治にはむきません。もちろん政局の安定化という観点からは機能を果たしていますが、どうも釈然としません。 明日の選挙も得票率と投票率に注目したいと思います。