失敗させる方法
いま課題として考えているのが失敗させる機会を与えることです。失敗は誰でもしたくはないものです。しかし、間違ってみないと分からないことは数多くあり、それを経ずに成長するのには危険性を感じるのです。ネジや釘を使わずに建物を建てているような感覚です。
失敗と言っても、挫折感で何もできなくなるようなものでは意味がなく、適度に逃げ場を用意しなければなりません。やり直せることを知ることが大切なのです。逆にあまり刺激の少なすぎるのもまずい。塩梅が大切なのです。
私自身、失敗の連続によって軽度のトラブルへの耐性を培ってきたこともあり、最近のことばでいうストレスコントロールは大切だと考えています。教室にこの手法を持ち込む効果的な手順を模索しています。