ネパールの大
地震の被害は日々その深刻さが甚大であったことが分かってきつつあります。地勢上
地震が起きやすい地域であり、過去の罹災歴も繰り返されてきた地域のようです。その周期が人生の中では一度あるかどうかという長さだったのが、災害への備えを軽視することに繋がっています。
事情は我が国でも全く変わりません。いまは
東日本大震災の印象が強く残っていますので防災の意識がありますが、これも風化していきます。忘れたころに次の悲劇があるのかもしれません。
ネパールの救援は初期の人命救助だけではなく、
地震に強い街づくりの点においても行うべきでしょう。
地震国としての経験を支援に生かすべきです。日本としても様々な事例を復旧活動を通して知ることは
国益に叶うことと思います。