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シャッター街をなんとかしなければ

 新幹線開通で金沢は大いに賑わっているようです。その一方で、一つ手前の高岡は地方独特のジレンマに陥っています。
 高岡の場合、新幹線の駅が市街地から少し離れた新高岡駅になっています。ローカル線で一駅の距離なのですが、歩くには少々遠い。まして雪や雨の降る冬場は歩ける距離ではありません。バスやタクシーはあるのですが、JR城端線は十分な本数が運行されておらず、車社会という環境もあって十分な市民の足の機能を果たしていません。
 高岡市内には大仏や城址公園、国宝指定の瑞龍寺など観光資源が豊富であるのにも関わらず、そのよさを上手くアピールできないでいます。大伴家持がこの地で万葉集に残る作品の大半を作ったことも一部の研究者や愛好家以外に知られていません。
 その意味において高岡は実にもったいない展開をしており、部外者としても何か一言いいたくなるのです。
 新幹線開通という好機をなぜ生かさないか。市の持っている歴史的な資産をどうして活用しないのかと思うのです。

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 先日、高岡大仏を参拝した時、おそらくボランティアでやっているガイドの方に出会いました。ユニークにしてフレンドリーな対応に感銘しました。市民レベルでは十分魅力あるおもてなしができつつあります。
 この途中にある御旅屋通りのアーケードが残念ながらシャッター街になって街の活気のなさを露呈していました。高岡市民はどこにいったのかといえば県外資本のイオンに集中しているのです。そこは東京と全く変わらないチェーン店の集まりです。
 本当に高岡の町を発展させたいのなら、外資だけではなく県内の商業の振興にもっと知恵を絞るべきです。前述の観光資源を活用し、ここにしかないものを売る気概を持ってほしいと思います。
 実は高岡は多くの地方都市の抱える問題を持つ典型例と言えると思うのです。

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