年度末の儀式
年度末の慌ただしさに、来年度の準備も重なって大混乱のこの頃です。この時期になると身辺の整理も必要になります。
迷うのが何を捨てるべきかを選ぶことです。時間がたった会議の資料などは要らないはずなのに、ごくまれに急に見たくなることもあるので、ついため込んでしまうのです。資料の電子化もやっていても、紙媒体の手軽さには置き換えられません。
年度末はここにふんぎりをつけるきっかけであり、軽くなる資料棚を意図的に作り出してまだいけるという錯覚に似た思い込みをするための儀式なのです。
いつか役にたつかもしれないほとんど無駄な資料たちとの別れの時です。私自身の立場とよく似た彼らに寄せるシンパシーを強く感じながら。