はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

どう見られているか

  意識しているかいないかは別として、私たちは他人からどう見られているのかということに大きな関心を持っています。見た目には拘らないという人もいますが、そんな人でさえも実は色々な配慮をしているものです。私たちは他人から存在を認めてもらうことで自分というものを保っています。
  通勤電車の窓を流れるマンションからこちらを見ている人がいることを発見しました。いつも無意識に見てしまう建物に人影を見たのは初めてです。私はそこに生活があることをしっていながら、実感はしていませんでした。私がかの人影を見たことにより、その人の存在を認識したわけですが、その人もまたもしかしたら電車の乗客の一人として識別はできなくても私の存在を知ったのかもしれない。そう考えることが自分の存在感を保証してくれた気がするのです。