はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

補完

  どこかに欠けた要素があっても、それを補う仕組みが身体にはあると言います。だから、特定の機能障害があったとしてもそれを直ちに異常であると決めつけることはできません。足りない点は他で補えると考えることで様々な可能性が見えてくる気がしています。
  身障者と呼ばれる人の中には実は大変優れた能力を持つ人が多数います。失われた機能を補うために他の要素が発達して補完するからです。だから補いに使われている要素だけを取り出せば、傑出した力を持っている訳です。残念なことにその多くは見出されず、評価もされません。
  体力的にはピークを過ぎたスポーツ選手が若い世代よりもよい結果を残すことがあるのも、体力の衰えを経験が補おうとする意志が働くからで、それがかえってよい結果を生み出すのでしょう。
  何かを失うことは悲しいことです。しかし、それを乗り切ろうとする心身の働きが私たちに潜在していることを忘れてはいけないと考えます。
  
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