はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

始業

 9月1日には特別な思いがあります。私の父は転勤族で、7月下旬に辞令が出たため、引越しは夏休み。別れの挨拶もままならぬまま引越しのトラックを追って新住所へ移動するのが常でした。だから9月1日は転校生の学校デビューの日だったのです。
 学校という場に学期なる区切があるのは、様々な効果があります。その中でも大きいのがリセットの効果です。私は小学生時代にこのリセットに大いに困惑し、また助けられました。節目という極めて人工的なものにはやはり意味があるのです。
 今日は始業式。今度はリセットの機会を与える番になりました。