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主権者教育

 自民党衆議院議員が街頭演説で主権者教育の大切さについて訴えていました。そこまではよいのですが、そのあとが何ともおかしい。今の学校は左翼思想の教員が多く、そこで何を教えているのかが不安であるからチェックする必要があるというのです。比較的常識派と思っていた方から出た発言だけに残念な気がしました。

 主権者教育が必要なのは実感しています。また18歳の選挙において教員の影響力が大きいのには私も同意します。しかし、左翼思想の教員が多くの件はどうもあまりにステレオタイプです。思うにそうではなく、批判的なものの見方をする傾向がある教員の特質があるため、政治家のみなさんには都合の悪い発言をすることが多いというのが現状なのです。少なくともいまの教員はかなり狭き門の就職試験を潜り抜けており、かつてほど浮世離れした体制批判をする人は減っています。というより、そういう人の存在感はかなり薄れてしまっています。

 議員さんが教員を味方につけたいのなら、教員の職場環境をもう少し何とかするしかないと思います。特に一部の公立学校への締め付けはどうしてもアンチ現状派を作りやすい。チェックしてほしいのは教員の思想ではなく、教員の社会的地位に関する評価の仕方です。こういうことに目配せできる政治家が与野党に関わらずあまりいない気がしてなりません。私も思想が間違っているでしょうか。

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