想像力

　おそらくもっとも大切な力の一つが想像力であると思います。これをどのように身につけさせるかは、教育上の重要な問題であり検討すべき課題と言えます。国語科としては、それを教室の中での活動の中で実現することを目指すべきだと思うのですが、話が詳細にわたるとなかなかよい方策が浮かばないというのが現状です。

　文芸創作と相互批評は試してみたい方法です。短歌などの短詩形文学はそれに向いています。さらには何かを企画させ、実現までの行動計画を立てさせることも有効です。

　想像力の育成には余裕や迂回を恐れない忍耐力もいるため教育の現場では意外にも難しい。より方法論を検討して臨みたいと考えています。