田園都市線今昔
東急田園都市線の溝の口、長津田間の路線が開業50周年を迎えたそうです。現在では有数の混雑路線であり、田園都市という名も怪しいのですが、かつては多摩丘陵を切り開いて造られた新興住宅地でした。
私は40年ほど前にたまプラーザに住んでいました。まだ宅地の造成さえなされていない雑木林や水田もありました。その頃はまだなかったあざみ野駅の近くには蛍が飛ぶ用水もありました。
その頃は時々緑の電車も走っていました。ステンレスの車両に新しさを感じていた時代だったので、旧型が来るとはずれのように思っていました。今なら反対ですが。
50年という歳月は人の一生にとってはそこそこ長いのですが、実はあっという間なのかもしれません。