はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

交換日記もしくはノート文通

 生徒と交換日記をしています。というと問題がありそうです。もっとも交換日記という響きの中に込められた昭和の意味合いを理解できる人が減っているのは事実です。

 実は授業のまとめや感想、それ以外でもよいので何か書いて自主的に提出してほしいと提案したところ、数名が応じてくれたということなのです。国語が苦手な生徒に対してのフォローのつもりで始めたのですが、成績とは無関係に来るものは拒まず、の方針です。

 このやり方を始めてよかったのは、国語の成績不良者にその自覚を持たせることができたことでしょう。何とかなると考えて他教科より後回しになりやすい国語への意識を高められました。ノートの取り違えや要点把握の確認などがその都度できるのもメリットです。そして何よりも、改まった書き言葉を書く機会を与えることができたのはよいことでした。

 あくまで自主的な提出なので続くかどうかは相手次第です。そこだけは懐かしい交換日記と同じです。