はてなの毎日

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アクティブ・ラーニングの誤解

 生徒同士が教え合い、学び合うことの学習効果は確かにあると思います。活動を通して様々なことを獲得できる効果もあります。ただし、それが万能ではないことも明らかです。

 解決すべき課題が生徒と何らかの関連性があったり、興味のあるものと結びつけて考えられる課題ならば、協働学習の効果は期待できます。一方、生徒の生活や知識の範囲外の課題に関してはそのままでは知的進展は望めません。

 教員による一つ先の世界への導きはその意味で大切です。新しい局面まで引き上げた後は、再び話し合いでもよい。教員に求められるのは、知の獲得の過程を演出することであり、それには技能と経験が要ります。

 新しい知を獲得するためには精神的な環境づくりも欠かせません。学びの効果をあげる様々な環境をコーディネートするのが教員に求められる仕事です。

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