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反語の訳し方

 古典の現代語訳には慣習的な方法があります。同じ国の言葉といっても、古典の文章を丸ごと現代文に置き換えることは難しく、どうしても近似値で答えることになります。

 反語表現については、疑問文との区別のために、「いや、…ではない」をつけるのが基本になっています。学校教育ではこれでいいのかもしれませんが、どうも違和感があります。今年の東大の古文、漢文には反語の現代語訳を求める設問が複数ありましたが、どのように採点したのか知りたいものです。

 まさか、どうでもよかったなんてことはあるだろうか(反語)。