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地方の大学を守る気はあるのか

 政府が発表した地方大学への交付金などによる支援策は実効性があるのでしょうか。その本気度には疑問があります。

 景気後退や少子化による人口減少などによる要因が重なり、地方大学は苦しい経営を強いられています。国立大学すら存亡の危機にあるといっても過言ではありません。これは大学を管轄する行政の失敗でもあります。

 人材不足に加えて衰退する地方経済に魅力を感じる若者は少ない。さらにそれを何とかしようと呼びかける教育者も少数です。

 大学にお金を回すから地方大学に進んでくれとは恐らく誰も言えない。もっと本気にこの部門はこの大学を拠点とすると公言するくらいにならないと優秀な人材は集まりません。そこまで踏み込めるのか。注目していきます。