はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

年相応に化ける

 自分では外見には拘らない性格とは思いながら、誰も気づかないようなシャツのシミを気にしているのが私の矛盾したところです。どうも外見をまったく気にしない人などいないらしい。また、気にしなくなった時には容貌のみならず、内面も衰えるのだそうです。

 とはいえ、明らかに自分の理想の外見から遠ざかっている現実はどうしても変えられない。若者の格好を真似ても不自然さしか表現できません。大切なのは年相応の化け方をすることのようです。

 そのためには、絶え間ない観察と他者との関係が欠かせません。周りを見て落ち着きのない状態を我々は愚かしく感じますが、さり気なく、しかもしたたかに目配せをしておくことが必要のようです。