はてなの毎日

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言葉はあなたそのもの

 学年末最後の授業ではいつもいう「ネタ」が言葉はあなたそのものだという話です。私たちは言葉で何かを伝え、言葉によって外界の現象を察知し認識します。その言葉の使用法の精度がその人の世界とのかかわりを決めてしまうという話です。

 国語を勉強する意味を疑う生徒にはこの話をすることにしているのですが、どれだけ響いているのかは分かりません。それを伝えるのも言葉であり、受け取るのも言葉なのですから。

 少なくともいえることは自分が中学生の頃に持っていた言葉の世界では見逃していたことを、今の自分は察知できているという感覚があるということです。また、使える言葉の数とか用法とか、その他もろもろの修辞法があれば違った結末になったはずのことが多数思い当たるということです。

 国語を学ぶこと、言葉を学ぶことは、自分の在り方そのものに変化を与える直接のきっかけになっているということを生徒諸君に伝えることが私の役目なのです。

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