はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

創作の指導

 短歌や俳句、詩さらには小説などを書く授業は前々から取り組もうとしてうまくいかなかったものです。多分に趣味的なものとして軽んじられている様です。ただ、これからの時代に求められるクリエイティブなものの考え方はそうした創作の中で育まれるのかも知れない。そう考えると創作の授業には何らかの意味があると感じるのです。

 個性を重視する創作をどのように評価するのかという点においても考えておかなくてはなりません。作品そのものの優劣を一元的に評価することは確かに難しい。出来上がった作品だけではなく、そこにいたる過程を評価する方法を評価対象としなければならないと思います。創作メモや話し合いなとの場面での様子を何らかの形で評価する方法を確立するべきなのです。

 創作の授業の目的はあくまで創造的な思考や表現力の育成にあるということを忘れずにいれば、評価方法も自ずと決まっていくような気がします。このタイプの授業方法の確立を目指したいと思います。