はてなの毎日

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意味の世界

 国語教育で大切なのは意味を教えることであると思います。言葉の持つ意味、文の、そして文章の持つ意味を理解させることが大切なのでしょう。

 最近の結果を求めすぎる傾向に乗って、言葉の意味を軽視する人が増えてきました。あたかも言葉は数学の記号のように考える人がいます。でも、意味には重層的な側面があり、それを文化と呼びます。言葉の意味を深く理解することで見えてくる現実があります。

 例えば、「美しい」ということばの先祖は未完成のものの持つ魅力を表すものでした。そして成長過程に魅力を感じるのは日本語話者の特徴の一つともいえます。言葉の意味を考えることがさまざまな真実を導き出すのです。

 意味を教えることは国語教育の課題であり、大きな目的の一つです。時間がかかることであり、方法論には議論もあるはずです。しかし、これこそが中心課題でなくてはならないと考えるのです。

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