はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

久しぶりの野津田

今週のお題ゴールデンウィーク2018」

 連休の最後の日を自分なりに締めくくりたくて、実に久しぶりに野津田の町田市立陸上競技場に行ってきました。J2リーグFC町田ゼルビア横浜FCの一戦でした。試合は開始直後に町田が先制すると、おおむね町田が攻勢の試合展開で最後まで逃げ切り、連勝しました。

 おそらく次はなかなか来られないかもしれないということで一番いい席を買い、ほぼ中央の席に座りました。観衆は6000人ということでした。チームが目標とする7000人には程遠く、連休のゲームにしては興行的には残念だったかもしれません。ただメインスタンド以外の席はほぼ満席で大いに盛り上がっていました。

 ゼルビアの応援に初めて行ったのはまだJFLに所属していたころで、ピッチの芝生はところどころ荒れていて、客席もほとんどが芝生席でした。観客も2000人を超えると歓喜していたころで、そのころから熱狂的な応援団はいたもののプレーする選手の互いに呼び合う声もよく聞こえていました。

 Jリーグのチームになってから選手の能力はあがり、今期もいまのところ5位と上位にいます。恐らく低予算でのチーム運営だとは思うのですが、よく頑張っていると思います。上のリーグに上がるにはスタジアムなどの設備面の増設が求められており、容易ではないと思います。でも、J1に上がるかもしれないチームの一つにはなったことは確かです。

 私はJFLののどかな試合風景と今日の試合を重ね合わせて深い感慨に浸ったのでした。もちろんその頃の選手たちは今日は出ませんでした。監督が相馬さんだったのをのぞけば、あの頃と違うことばかりです。おそらく、長くスタジアムに通うとこういう思いになられる方はたくさんいるのでしょう。ピッチを走り回る選手たちがなぜか過去の思い出と結びついて切なく感じるのです。