はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

昭和漫画

 さくらももこさんの訃報はかなりの衝撃をもたらしました。ちびまる子ちゃんの描く世界は高度成長期以降の日本の庶民のあり方を描いたものであり、私にとっても親しみ深いものでした。失敗しても明日が確実に訪れるという安心できる日常が描かれたのは、閉塞感漂う現代にとっての清涼剤であり、ときに栄養剤にもなってきました。

 昭和漫画の作者がこの世を去っていくのは致し方ないことですが、せめて作品の中のキャラクターは変わらずにいてほしいなどと考えています。