はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

24時間やらなくても

 コンビニエンスストア業界は24時間営業の存続の有無について真剣に考える局面に入っています。人手不足の現状ですべてのコンビニに深夜まで店員を配備させるのはかなり困難な状況です。オーナーが体調を崩しながらもなんとか規約を守っているという店も多く、営業の持続性は極めてむずかしい。

 私は24時間営業などない時代に子供時代を送りました。地方生活の時は8時で近隣の店がすべて閉まるという状況にありました。そういう中で生きてきた世代にとっては24時間営業自体が不自然な営業形態であり、あれば便利だがなくても構わないと考えるのです。全店舗が24時間営業しなくてもいいのではないでしょうか。

 好景気の時代には人々は様々なライフスタイルをもちました。また深夜まで働くことを美徳する文化も日本がはぐくんできたものです。しかし、それらがもはや継続不可能となっている日本社会において24時間営業する意味はさほどないと考えるのです。