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計画運休

 台風の接近が迫る中で、首都圏の鉄道は一部もしくは全面的運休の可能性を予告しています。いわゆる計画運休です。

 非常事態に備えて予め業務を取りやめるというやり方は近年急速に広まっています。業務を敢行した結果起きるリスクと、通常業務ができないことで起こる損益を天秤にかけた計算がなされていることになります。天災の場合は被害が発生したときの損失や人的被害が大きいために、計画運休はやむなしとされるのです。

 防災の意識が高まり、社会的な動きになったことは喜ばしいことです。ただし、ライフラインの確保だけはしなくてはなりません。電車が止まることで生命に関わる事態が発生するのだとしたら、それなりの対策が要ります。弱者がいるということを忘れてはならないのです。