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ハロウィンは子供が主役

 昨年は渋谷でいわば暴徒化したハロウィンの騒ぎがありました。渋谷区ではアルコール類の販売自粛をコンビニチェーンに要請し、大手4社は合意したというニュースがありました。もちろんアルコールだけが原因ではなく、またコンビニエンスストアで酒を売らなくなれば収まるという問題でもありません。

 ハロウィンは収穫祭に機嫌をもつ行事であり、しかも子供が主役の行事ということです。日本では仮装の習俗が拡大されて導入されて、一種の憂さ晴らしの行事となってしましました。年末には早い空白期のビジネスチャンスとして商業界が一斉に利用した経緯もあります。まるで本来の目的を知らない人が勝手に騒ぐ行事と化してしまったのです。

 海外の習俗を日本で独自に解釈し変容すること自体は構わないですし、それが日本文化のたくましさでもあります。ただ、その健全性が保たれないようではハロウィンをやる意味がありません。子供が主役の行事であることをもっと大切にしてもいいのではないでしょうか。これは渋谷だけの問題ではありません。