はてなの毎日

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それもいいね

 アクティブラーニングの定義についていまだに悩み、決められずにいます。ここでいうアクティブとは方法論ではなく、学習者が主体的に物事を考えたか否かにあると考えられます。つまり話し合いや発表をすることがアクティブラーニングではない。いわゆる座学であってもアクティブな頭の使い方をさせればこの件の要求に答えたことになるのです。

 主体的な発想を引き出すためには多様な考え方を許容することが必要です。一つの解答に誘導するのでは学習者は結局考えなくなる。考えるより楽な方法をとるからです。それは提示された解答例を暗記することです。

 学習者の主体性を引き出すためには多様な可能性を認めなくてはなりません。ゴールは点ではなく線でもなく面としてあるいは空間として設定すべきなのです。それもいいね! という余裕を指導者側が取れるのか。そこにアクティブラーニング発動の鍵があると考えられます。