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野球の人気

 プレミア12という野球の世界大会ですが、ラグビーと比べて明らかに低調です。日本が今日の試合で韓国に勝てば優勝ということですが、多くの人にとってはあまり関心がありません。優勝するに越したことはないですが、仮に負けても何も変わらない気がします。

 野球が盛り上がらないのはそもそもこのスポーツが短期的なトーナメント戦には向いていない競技ではないのかという疑問があります。リーグ戦を見慣れた私たちにとって一試合で勝敗を決めてもあまり重みを感じないのです。また知らない選手との試合に感情移入ができないのも要因かもしれません。

 せっかく日本で大会が行われているのに観客動員が少なすぎるのも問題です。日本が出ない試合においては国の代表の試合とは思えないほど観客が少ない。本国からの応援も少ないし、日本人観客もあまりこの大会には関心がないことを形をもって示しています。

 野球がオリンピック種目として定着するためには世界的な普及と、戦力の均衡化が欠かせません。ラグビーのように国籍ではなくリーグ対抗という措置をとるなどして普及を図らない限りマイナースポーツの域からは脱せないのではないかと考えてしまうのです。