はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

ブラックフライデー

 商機になるものは何でも取り入れてしまう我が国は今度はブラックフライデーを利用しようとしています。

 11月の第4木曜日がアメリカでは感謝祭にあたり、その翌日がブラックフライデーということです。感謝祭の売れ残りセールが結果的に売り上げを左右し、成功すれば黒字化することからブラックの名がついたという説が有力なようです。

 日本にも勤労感謝の日があります。おそらくは収穫感謝に起因する祝日をアメリカの感謝祭のように商機とすることはないようですが、なぜかブラックフライデーの方が注目されていることになります。

 本来の意味を起源としない我が国ではブラックフライデーの内容を変化させて、ブラックにちなむもののセール日としているところもあるようです。黒にちなむ商品で、たとえば名前に黒が入っていたり、色が黒色のもの、コーヒーなどのブラックが日常的に使用されるものなど様々です。

 商魂たくましいといえばそれまでですが。使えるものは何でも使うという考え方はすばらしい。ただ、その裏で働く人がブラックな環境にいないことを祈ります。