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サッカーとコミュニケーション

 サッカーが強くなるためにはコミュニケーション能力が必要だという内容の記事がネット上に出ています。東京都副知事猪瀬直樹氏のコラムですが、この中で紹介されている田嶋幸三氏の意見は以前からその著書を読んで知っていました。要するにフィジカルなスポーツにも言語能力が欠かせないということです。
 その著書では日本のサッカーにも言語技術を高めるための手段が必要だという提言と、対策としての具体的な事例が挙げられていましたが、いまだ現実には不十分なのでしょう。現在の日本代表について語られる「ばらばら」「統一感なし」はコミュニケーション能力の欠如を証明してしまっています。
 さて5月は絶不調だったFC町田ゼルビアですが、このチームにも同じことがいえるのかも知れません。選手がよりコミュニケーション力を高め、臨機応変に試合の流れに沿ったプレーができるようになることによって、一つ上の段階に上れるのではないかと思います。
 コミュニケーションの核に監督がいることはもちろん大切ですが、選手の中にもリーダーシップをとる存在が必要です。ゼルビアにはその能力のある選手がいますよね。