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ゼルビアの試練

 FC町田ゼルビアの公式サイトの発表によると、今季は無料シャトルバスを運行しないとのことです。これはゼルビアにとって大きな試練です。
 町田ゼルビアが本拠地とする町田市立陸上競技場は鉄道の駅から離れていることに加えて、十分な駐車場もなくアクセスに難があります。地方都市ならばともかく、東京や神奈川の住民はすぐに来る電車に慣れているので、実態以上に遠く感じてしまうものです。
 要点は無料であるかどうかではありません。試合に間に合うようにスタジアムに行けるのか、またいつでも帰ることが出来るのかが問題なのです。その安心感が心理的な距離感に影響を与えます。
 勝手な私案としては鶴川と競技場間に定期路線を走らせ、試合のある日は大幅な増便を行うことを提案します。平日は1日1往復でもいい、土休日は時間によって1時間3〜4便を往復されて公園利用者に使ってもらうのです。
 スタジアムは座席もでき目隠しも出来るようですので、ゼルビア以外の興業も積極的に誘致するべきです。芝のメンテナンスは大切ですがそれよりバス利用者を恒常的に生み出すことが定期便運行には欠かせません。アクセスの問題はゼルビアだけの問題ではないのです。
 今季のゼルビアはシャトルバスを止め、招待券を減らし、チケット料金を上げるなど集客にはマイナスになることばかりが揃っています。まさに大きな試練。サポーターの心意気が試されているとも言えます。