はてなの毎日

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野党の仕事

 自民党の谷垣総裁は内閣不信任案の提出時期を模索しているとの報道がありました。菅総理が震災を口実に政権維持をしているというのが大義名分です。私は民主党支持者ではありませんが、自民党の理論にもむなしいものを感じます。同じく、震災の対応を口実に政権がほしいだけではないかと。
 どうして野党の意見に説得力がないのでしょうか。それは自らの政策を国民に示す努力を怠っているからではないでしょうか。現政権に反対するだけなのならば誰にもできます。現政権がうまく行っていなければ批判票が野党に流れることもある。
 しかし、その野党がなにをやるのかをしっかり示さなければ私たちは安心して政権を交代できません。政権交代で民主主義が機能するという単純な妄想は、前回の選挙で国民は痛感しました。
 野党はその全エネルギーを新政策の提示に使ってもいいと思います。それを待っているのは私だけではないと思います。