はてなの毎日

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野球の見方

 アメリカのメジャーリーグの最終戦、ワールドシリーズをテレビで観戦しているとわが国との野球の見方の違いを痛感します。チャンピオンを決めるシリーズであるので盛り上がっているのは当然なのですが、観客の見かたが違うのです。一球一球に観客がしっかり注目しているようで、歓声が投球の瞬間ごとに一瞬止みます。そして投球内容や打撃の結果によって、さまざまな反応が一気に噴出するのです。太鼓ラッパの応援はありませんが、観衆がよく野球を理解してみていることが分かります。

 応援の仕方が各国で異なるのはそれはそれでよいことだと思いますが、一球ごとに一瞬の沈黙があるのは野球という競技そのものを緊張感のある楽しいものにする大切な要素ではないかと思うのです。

 日本の各チームの応援リーダーのみなさんにはそういうことも意識してもらえたらいいと思います。