はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

とりあえずやってしまう作戦に対応するには

 結論や効果を考えずにとりあえずやってしまおうとする人たちがいます。それはやる側としては果断な行動として時には賞賛されることすらあると思いますが、その影響を受ける側の立場では非常に厄介な状況を突然突きつけられることになります。

 こういう場合に大切なのは、相手のペースにのみ込まれないことに尽きます。突然の要求、場合によっては恐喝をも伴う行為に対して、私たちはつい相手のレベルに合わせて応対してしまいます。しかし、それでは遅れをとってしまい不利な展開になります。相手にも自分のペースに合わさせることをさせてこそ五分に持ち込める可能性が出てくるのです。

 ただ、言うは易くいざという場合には冷静ではいられません。興奮状態から冷静さを取り戻すための準備もしくは訓練を日頃から積んでおくべきなのでしょう。何か特定の行為をしたり、言葉を発したりすると気が楽になるという人がいます。おそらくそうした行動を精神の鎮静体験と結びつけている一種の自己暗示なのでしょう。それでも効果があるならば大いに活用すべきなのです。