はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

添削

  文章作成に苦手意識を持つ生徒は多く、作文や小論文指導は重要な指導項目だと考えます。そのことを否定する人はおそらくいないでしょう。ただ、実際の指導となると容易ではありません。他の採点等と比較すると、所要時間がかなり長く、その方法も多様なため、行うに難きものだからです。
  入試に関する添削指導には一定の希望者がおり、相応の効果が求められます。しかし、添削にかけられる時間は少なく効果が生み出せないことになります。そこで、業者に任せるという手に頼ることになるわけです。
  アウトソーシング的な教育に抵抗を覚える私としては自分でできる方法を考えなくてはなりません。いまだ模索中ですが、一つは問題の種類を限定すること、同じ問題を複数回解かせることによって教員側の準備期間を減らすことがあります。また、添削方法を記号の利用などで単純化し、要点は面談で伝える方針を貫くのも欠かせません。
  さらに模索します。