年末年始の緊張感
子どもの頃、年末年始は店が閉まってしまうから食糧を買い貯めてないといけないという一種の強迫観念のようなものがありました。恐らくは三賀日位の休業が普通だったのではないでしょうか。
ところが、いまでは元旦でもスーパーは営業し、コンビニエンスストアにはそもそも休業がありません。考えてみればお節のような保存食を基礎とした料理も必要がないのです。慌てなくてもいつもの食材が売っているのですから。
そう考えると、年末の切羽詰ったかつての感覚が懐かしくも感じます。完全に過去の感覚にはなっていないために、いつもより多めに買ってしまうのもその名残なのでしょう。