はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

できたこと、できなかったこと

今週のお題「2014年のお別れ」〈2014年をふりかえる 3〉

 2014年も今日で終わり。それ以前の数年間に比べると、少々落ち着いて過ごすことができた日々でした。おそらく、加齢による体調の変化になれたのでしょう。車で言えば手こずっていたギアチェンジがなんとか終わったという感じでしょうか。とはいえ、様々な問題点も起こり、自転車操業的人生であることは変わりありません。

 今年、できたことはとにかく病気をせずにここまで過ごせたことにほかなりません。低いハードルかもしれませんが、私にとってはかなり深刻な問題です。そして、このブログを皆勤したことでしょうか。いつもいいますが「内容は無いヨウ」ですが。

 仕事の方面で言えば、新しい学力観に対する興味が湧いたことが一つの成果だと考えています。まだ実際には何もできていませんが、これまでとは違う(といっても、基本は同じで目的と方法論を変えるだけなのですが)国語教育のあり方を模索しようという気持だけは大きくなりました。これは来年以降の課題です。

 趣味の方面で言えば、手作り、手書きの方面に目覚めたということがあります。大量生産による無個性なものに対する価値観を見なおしたのです。万年筆で字を書く機会が格段と増えた年でもありました。定期考査を手書きで(もちろん機械でコピーしたのですが)作成したのはやりすぎだったのかもしれません。いずれにしてもハンドメイドに対する関心は今後も継続しそうです。閉塞感の強い日本の現状を打開するのはあらゆる局面での「手作り」に対する再評価であると信じる私にとって小さなことから始めることが重要だと考えているのです。

 出来なかったことを数えればきりがありません。今年こそは達成しようと思っていたことのほとんどはできていないし、そもそも目標が何であったのかさえ忘れてしまったものも多い。新しいものが好きで、飽きっぽい私にとって、目標を立てそれを忘れるのは日常的なことなのです。

 さて、このブログは間借りしている会社のお名前と同様、毎日の「はてな」を文字化していくことによって、寄る辺ない日常に何らかの足跡を残し、それを振り返ることに寄って次の道を探す目的で綴っています。どんなに書き記しても、青い鳥の子どもたちの行い同様、いつの間にかその目印がどこかに行ってしまうかもしれないという思いはどこかにあります。データを積み上げてもそれを使えない自分がいるのではないかという思いです。ただこれは続けるしかないと思っています。

 最近は私のブログをご覧いただける方が少しずつ増え、そのお印をいただくことも増えました。これは大変励みになっています。実は今日のようにノートパソコンに向かって時間をかけて書くことは稀で、朝の満員電車の中で左手の親指でiPodに入力する日が大半です。だから、大したことは書けず、通勤の高揚感の中でつい言いすぎてしまうことも多いのです。お恥ずかしい限りなのですが、この日課だけは何とか続けていこうと思っています。今後ともお暇なときはお付き合いください。